主権者教育


最近は10℃を上回る朝もあっただけに、今朝は少し寒く感じます。気温は6℃。

ちなみに日本の最低気温は旭川市で明治35(1902)年の今日、1月25日に観測されたマイナス41℃です。と、最低気温を知れば、最高気温を知りたくなるというもの。その日本最高気温は、何と昨年・令和2(2020)年8月17日に浜松市で観測された41.1℃です。近年進む温暖化。

少し話がそれましたが、もうすぐそこまで『春』が来ている、今は「春隣」。

寒さがこたえる真冬の頃にも、わずかな春の兆しに目を向けて、過ごしやすい季節に思いを馳せます。

主権者教育

先週金曜日、主権者教育を実施しました。

コロナ禍ですすんだICT活動。今までは各教室・各HRでの一斉活動は放送によるものが主でしたが、今はICT。映像・音声が映し出され、それぞれが活動できるようになりました。

2016年参院選、2017年衆院選から適用されている18歳以上の選挙権。すでに高校3年生皆さんにも馴染みあるものになっています。

成人年齢が引き下げられたことにより当面関心が高くなるのは、2022(令和4)年度の成人式問題でしょうか。自治体によっては「成人式」を「20歳を祝う会(仮称)」などとして実施する予定のところもあるようです。

ともあれ、私達がもつ貴重な一票についての講義。生徒の皆さんは一人一人、その意義を考察してました。

政治的無関心が広がっているとも言われている昨今、日本全体の人口減少も手伝い、投票率の低下や一票に格差などの問題も益々指摘されています。また高齢化社会に比例し、若者が政治に関心を持ち選挙に足を向けないと、高齢者の意見ばかりが反映されてしまう社会になるのではという危惧さえあります。

主権者教育担当・丸野先生(地歴公民科)は、「是非の意見を持つことは大変大切なことです。私達が暮らす社会では意見を持つことが柱になると思います。そして私達一人一人が持つ貴重な一票を選挙で行使することによって、その是非の意見が一層活きてきます。」

「参加しないで是非を語るのではなく、しっかり参加して是非の構築に携われる私達でありましょう。」

 

※写真は主権者教育。