第103回 全国高校野球選手権長崎県大会


 

今日から節気は『夏至(げし)』です。

お天気に恵まれた土曜・日曜。各クラブ活動は新しい形での練習に励みました。保護者の皆様・OB・OG皆様におかれましてはいつもあたたかいご声援ありがとうございます。

 

爽やかな青空が広がり、気温も19℃と過ごしやすい朝。練習で日に焼けた顔の皆さんがオランダ坂を上ってきます。次節気は『小暑』、いよいよ夏も本格的なってきます。

 

大学説明会

学園は来週火曜から学期末考査が始まります。さらに今日からは校内大学説明会を開催。

福岡工業大学を皮切りに、九州工業大学、西南学院大学、福岡大学、九州産業大学、関西学院大学と進路指導部主催で実施いたします。対面方式やズーム方式での説明会です。

第103回 全国高校野球選手権長崎県大会

先週夏の甲子園大会組み合わせ抽選会が行われました。こちらも夏本格化を知らせるものです。

本校野球部は、2回戦・7月13日(火曜)に登場予定です。※雨天の場合変更あり

 

 

群雄割拠。

報道等によると、今年は例年にない熱戦が繰り広げられるのではという予想がされています。

 

目標に向かって日々を過ごしていくと、充実感とともに心地よい疲労感に包まれます。

何か一つ目標を持ち、それに向かってできることを少しずつ主体的に取り組んでいく事はとても幸せなことです。そこに信頼できる仲間がいれば言うことはありません。

 

 

同時に『目標を達成しなければ』という強い衝動に駆られると、不安や恐怖が芽生え、起こるか起こらないか分からない憶測が想像力を働かせて、その不安定な気持ちに拍車をかけます。(野村きみ宛書簡ー夏目漱石)

 

しかし仲間達と切磋琢磨し、自分のやるべき事に取り組んでいくと、その不安や恐怖を取り去る最良の方法を身につけます。

 

その方法とは、今の自分が置かれている現実を素直に受け入れることです。

なぜなら、その不安定な気持ちは、今置かれている自分の状況から逃げ出したいという“印“だからです。今の自分を否定せず受け入れること。

(※夏目漱石 「それから」を書き終えた一週間後の『日記』)

多くの経験を積んできた三年間。

大会に参加する各校野球部には皆それぞれ形は違えど、同じドラマがあり、その経験や気持ちを秘めて甲子園大会に臨みます。

 

その中で各チーム三年生の果たす役割は、とてもとても大きなものです。

野球部皆さんの健闘を祈ります。

 

遠くから聞こえてくる試合開始のサイレン音。一生の思い出となる夏は、もう君の隣にいます。

 

※写真は野球部(撮影:赤倉先生)