クラリネット四重奏


北風が寒さを引き立て、日中も気温がなかなか上がらなかった昨日、『勤労感謝の日』。

今朝の気温は9℃。冬型の気圧配置は続き、予想最高気温も13℃ほどの予報です。着るものなどで調整しながら、体調管理に気をつけましょう。

海星中学校 特別入試・一般入試Ⅰ

以下の日程で『海星中学校特別入試・一般入試Ⅰ』を実施いたします。(平成30年度 生徒募集要項

特別入試  日時:12月2日(土曜)
一般入試Ⅰ 日時:12月3日(日曜)

来週は定期考査

文化発表会に向けて準備が進められていた今週はじめ、放課後、教室から聞こえてきた心が浮き立つようなにぎやかな声は、本番翌日となる水曜日からは静寂へと様変わりしました。

高校は来週28日(火曜)から、中学校は29日(水曜)から定期考査が始まります。

中学校は毎週火曜・水曜・木曜に行っている『伸学講座』や、部活動が大会前の一部部活動を除いてお休みとなり、定期考査に向けての『放課後自学会』を行っています。

明日25日(土曜)は中学校高校ともに『考査前自学会』です。

「文化発表会に向けて精一杯頑張れたので、次は定期考査へしっかり切り替えます。」

計画を立て、これまでの学習を不足なく振り返り、次の学びへとつなげていきます。

中学吹奏楽部 アンサンブルコンテストに向けて

さて、本日は時計の針を再び『文化発表会』に戻します。

プログラム最後となった『有志発表』、最後を飾ってくれたのは吹奏楽部有志の四人組でした。

クラリネット四重奏『楽天家に捧ぐ螺旋』(作曲:coba)。

「色々な音が混ざり合っていて、とにかく圧倒されました。」

生徒の感想の一部です。体育館に鳴り響いた美しい音色は最後の一音まで、余すところなく生徒たちを魅了しました。

実はこの曲、12月16日(土曜)、諫早市文化会館にて行われる『長崎県アンサンブルコンテスト』にて演奏するため、部員たちが練習を重ねていた曲目です。

文化発表会3日前、吹奏楽部をお邪魔して活動を拝見させてもらいました。

本校吹奏楽部は、中高合同で日々活動しています。

中学生は現在12名、ほとんどが初心者からのスタートで、楽器のパートごとに中学生、高校生の先輩や顧問の先生から指導を受けながら、練習に取り組んでいます。

現在は主に、3月21日(水曜)に行う『第5回定期演奏会』に向けて練習の真っ最中。

昨年度の定期演奏会は、たくさんの方にご尽力いただき、長崎大学文教キャンパス中部講堂にて行わせていただきました。

全体

(昨年度『第4回吹奏楽部定期演奏会』の様子)

毎年、中学部員も大活躍の演奏会です。部室の扉を開いた途端、各場所、各パートから溢れた音が耳を楽しませてくれました。

その中でも、クラリネットパートは前述しました『長崎県アンサンブルコンテスト』に向けての練習が佳境を迎えています。

4人がクラリネットパートとして活動を始めたのが、去年の9月頃。来月に控えたコンテストへ夏頃から曲を決めました。

どれだけ4人で音を合わせ、議論を重ねたでしょう。

和やかに、真剣に譜面を見ながら意見を出し合います。

今回の演奏で上手く出来た部分、もっと練習が必要な部分。

譜面はすでに多くの書き込みで、自分たちだけの楽譜になっていました。

問題点を浮き彫りにし、演奏を合わせ、そして、再び次への課題を見つけます。

「まだ、テンポがずれるところがあります。丁寧に修正していくことが、良い演奏につながると思うので、妥協せずに詰めたいです。」

4人で息を合わせながら、個々の表現を出していくことの難しさ。しかし、それがアンサンブルの醍醐味でもあります。

お互いがお互いを高め合い、自分たちの意見を持って、顧問の先生から指導を受けます。

「全員初心者として楽器を始めた部員です。本当によく努力しています。これから本番に向けていかに準備と想定、イメージを持って取り組むことができるかが大切です。さらに自分たちを磨き、周りに認めてもらう演奏ができるチームになってくれることを期待しています。」

顧問の下村 洸征先生が話してくれました。

本番まであと1ヶ月あまり。

文化発表会にて演奏を披露してくれた後、部員たちに改めて話を聞きました。

「みんなに演奏を聴いてもらう機会もあまりなかったので、コンテスト前のこの時期に、文化発表会で披露させていただいたのは、とても良い経験でした。コンテスト本番までにさらに良い演奏ができるように4人で練習を重ねたいです。」

コンテスト本番まで、まだまだ4人の曲は練り上げられていきます。中学吹奏楽部に活躍に是非ご注目下さい。

※ 文化発表会、吹奏楽部の様子。