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蒼天のもとで

2018.09.05

快晴の空、気温は24℃。小高い場所にある本校からの見晴らしの良さはこれまでにもご紹介してきましたが、見上げれば広々とした空を見渡すことができる場所でもあります。特にグラウンドの辺りであごを上げて眺める空の広さはとても気持ちがいいものです。

夏の暑い日には分厚く白い層が重なる入道雲をしばしば目にしましたが、これからは大きなハケですうっと描いたような薄く広がる雲を目にして秋の気配を感じる日が多くなっていくのではないでしょうか。

中学3年生総合学習

さて、そんな大空の下で着々と準備が進んでいるのが各学年の総合学習です。

8月31日(金曜)に行われた2学期最初の3年生の総合学習は『修学旅行』で行う『京都自主研修』に関する確認で始まりました。班ごとに思い思いのコースで京都の町を散策していきます。

「全班よく調べて書けていますが、もう一度見直しをしましょう。」

「長崎との混雑状況の違いも頭に置いておきましょう。もう少し余裕が必要な班が多く見られました。」「研修で訪れる場所の順番は本当に効率の良い回り方になっているでしょうか。」など担当の松尾勇海先生(数学科)からアドバイスを受けました。

説明を聞いた後は自分のクラスに戻って1度提出したコース内容を再度見直します。組み立てた計画を全員でスタートからチェックしていきました。

班員それぞれの希望をうまく取り入れられている充実した内容になっているか。そのために効率よく動き、時間内に集合場所へ戻ってこれるかどうか。改めて様々な交通機関を比較検討していきます。

「調べれば調べるだけ行きたい場所が増えていきます。京都を訪れるのが本当に楽しみです。」

図書閲覧室にあるガイドブックを片手に、自主研修中の昼食はどこで食べるかを熱心に話し合っている班もありました。修学旅行本番まであと1ヶ月あまりです。より良い内容にするために話し合いにますます熱が入っています。

そんな3年生の中に長崎での大舞台が控える生徒が1人います。

おくんちに向けて

冒頭写真左側、椛島(かばしま)町の『太鼓山(通称:コッコデショ)』の『采振り(さいふり)』(※『采』と呼ばれる道具を用いて指揮するように舞う役割)の中の1人として現在練習に励んでいる山﨑君です。

今年も10月7日(日曜)から10月9日(火曜)の3日間開催される『長崎くんち』。本番を約1ヶ月後に控え、最後の仕上げに一丸となって取り組む各町の練習風景は、この時期の長崎の風物詩とも言えます。長崎くんちを彩るBGMともいうべき『しゃぎり』の音色が風にのって聞こえてくると血が騒ぐという長崎っ子も多いのではないでしょうか。

山﨑君が初めておくんちに参加したのは7歳のときのこと。その時は太鼓山の中で太鼓をたたいたそうです。

「練習はきついです。でも、頑張ることで体と心を強くできると思います。今回も見ているみんなを感動させたいという気持ちでくんちに参加しています。今年の演技が終わっても長崎伝統の行事をずっと受け継いでいけるように取り組み続けたいです。」

山﨑君から話を聞きました。

9月の蒼天の下、流れる汗をものともせずに「もっとしっかり手ェ振らんか」「しっかりまわそうでぇ」「声出せェ、声出せェ」と声を掛け合いながら何度も動作を確認していきます。

山崎君は貴重な体験の中で地元の素晴らしさを『実感』しています。調べ学習の中で京都の良さを知っていく3年生。10月『修学旅行』本番では調べた分だけ現地の素晴らしさを『実感』してほしいと思います。

今年のおくんちは幸い休日と重なっています。くんち本番の山﨑君の晴れ姿を、皆さんぜひ応援してあげてください。

※ 写真は8月31日(金曜)の3年生の総合学習の様子と、9月2日(日曜)実際に演し物を奉納する諏訪神社での太鼓山の練習の様子。

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