先輩の言葉


高総体に向けての練習が、おそらく各校最終段階へ来ている今週。

天気予報を見ると開会式当日は晴れ。6月に入るこの期間の節気は『芒種』(6月6日から)。稲や麦など穂の出る植物の種をまく頃です。田を耕して水を張り、育てた稲を田植えする季節。

今朝の気温は20℃。路面は濡れていますが、現在雨は上がっています。

教育実習生講話

先週から昼休みに聞こえてくる、心地よいリズムがそろった足音。

体育館では、高総体開会式に出場するクラブが行進練習を行っています。

昨日1時間目。

その体育館で高校1年生は『はじめての進路学習』として、現在教育実習に来ている実習生皆さんの講話を聴講しました。

聴講している1年生こと73回生の皆さんの中からも、数年後この体育館舞台に立ち、講演をする人が必ずいます。

先輩方は未来の私。

講演は、『大学とは』『大学生活とは』『入試制度について』『勉強と部活動の両立』『県外での学生生活』など、事前に73回生からとったアンケートをもとに、私たちの疑問に答えてくれるものでした。

来年は社会人。学生生活最終年を迎えている教育実習生として着任している先輩方。大勢の人の前で話しても、物怖じすることなくハキハキ答えてくれる彼らも数年前は高校生。

喜び・楽しみ・取り組んだこと・悩み・友達・先生・未来・・・。数えることが出来ないほどの充実した時間を過ごす高校3年間。今、私たちが謳歌している高校生活を、同じ校舎で、同じ制服を着て先輩方も過ごしてました。

「高校時代、希望大学を目指し勉強はもちろんやっていましたが、果たしてその姿勢は自分の限界だったのか。本気だったか。」

「過去は変えられませんが、今を本気で取り組めば未来は変わります。」

指導する側として等身大の言葉で語りかけ答えてくれる話に、73回生も素直な表情で応えてた時間を先生方と過ごしました。

※写真は、昨日の様子。