初の全国大会へ


風が強く、少し雨も振っていますがあたたかさを感じる朝です。今朝の気温は11℃。

日本の最低気温-41℃は、明治35(1902)年の1月25日に記録されました。この時期は元来一年で最も凍える時期。

旬の魚「わかさぎ」釣りが解禁されるのもこの時期。湖などでは年で最も厚く氷が張りますが・・・。暖冬が続く今年。今週土曜日は2月。来週は「節分」「立春」と節気では次の季節がめぐってきます。

しかしもしかすると・・・

今年の暖冬は、彼女たちの熱気がもたらしているのかもしれません。

初の全国大会へ

その彼女達とは、すでにメディアでご存じの皆様もたくさんいらっしゃると思いますが、そう本校・高校女子剣道部の皆さんです。

先週昼休み、ミィーティング中に武道場を訪れると全部員の女子剣士8名が集合してくれました。

海星が男女共学になり、来年は節目の15年目。

今年度の弓道部女子・高総体優勝をはじめ、運動部・文化部、多くの女子部活動で海星女子は目覚ましい活躍をしています。創部13年目にして、ついに第2代表ながら全国大会初出場を果たした彼女たち。是非話を聞きたいと、武道場に足を向けました。

「まずは写真を・・・。」と、お願いすると

 

そこは女子生徒の皆さん。迅速に身だしなみを整える姿が大変微笑ましく感じました。

「全国大会初出場おめでとうございます!」

「はい!ありがとうございます!」

整列をしていただきました。

鶴羽監督、顧問 阿部先生・古瀬先生にも写真にはいってもらい、まずはパシャリと撮りました。

爽やかさの中に、堂々とした雰囲気。

鶴羽監督に話を聞くと「OBである私が着任した2年前から部員全員と努めている事は基本を大切にするという事です。高校時代、私が指導を受けた川島前監督の教えを前職(警察官)で学んだことと合わせながら全員で練習に取り組んでいます。」

 

温故知新。

 

学んだことと合わせ伝統を重んじ、そして新しい練習に取り組む。

その一日を積み重ね続けて、部員の皆さん、そして顧問教職員一丸となってついに掴んだ全国への切符。

 

「誰か一人に望みを繋ぐ団体戦ではなく、部員全員でつかみにいった試合結果です。」阿部先生・古瀬先生は教えてくれました。

エール

「皆さん、おめでとうございます。そして取材にご協力いただきありがとうございました。」と言葉を交わし時間を終えようとしましたが、お節介ながら女子剣道部の皆さんにもう一言。

 

「初の全国大会。本当に素晴らしいことだと思います。凛々しい皆さんも素敵ですが、正直な気持ちはいかがですか?」と、言葉をかけると・・・。

笑顔のガッツポーズ。

剣道部女子の皆さん、全国での躍動を祈念いたします。

※写真は、女子剣道部。